歌舞伎の成り立ちについて

歌舞伎は日本固有の演劇の一つで日本を代表する伝統芸能です。重要無形文化財であり、無形文化遺産にも記載された歌舞伎の語源や成り立ちについて触れてみたいと思います。

歌舞伎の語源

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引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/歌舞伎
歌舞伎の名称の由来は「傾く(かぶく)」という古語の連用形を名詞化した「かぶき」だと言われています。戦国時代終期から江戸時代初期にかけて京や江戸で「かぶき者」と呼ばれる、派手な衣装や変わった異形を好んだり、常軌を逸脱した行動に走る者達がいました。

かぶき踊り

「かぶき者」の奇抜で斬新な動きや派手な衣装を取り入れた独特な踊りの事を「かぶき踊り」と呼ばれ、京で一世を風靡しました。この「かぶき踊り」こそが今日の歌舞伎の語源と言われています。

女性から発祥したかぶき踊り

今日の歌舞伎は男性のみで作られていますが、かぶき踊りは主に女性が踊っていました。歌って踊る女という意味で「歌舞姫」「歌舞妃」「歌舞妓」などのように書かれました。江戸を通じて主に使われたのが「歌舞妓」という文字でここから現代の「歌舞伎」という表記になりました。

歌舞伎の歴史

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引用元:http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/modules/kabuki_dic/entry.php?entryid=1075
歌舞伎の元祖は、「お国」という女性が作った「かぶき踊り」であると言われています。お国が踊ったのは傾き者が茶屋の女と戯れる場面を含んだものでした。ここでいう茶屋とは色茶屋の事で、そこにいる女とは遊女まがいの女の事です。

エロティックな「かぶき踊り」

お国が作った「かぶき踊り」は遊女の中で広まっていきます。もともとお国が演じていたものもエロティックなシチュエーションを含んだものである事から、お国自身も遊女的な側面を持っていたのかもしれません。

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