日本舞踊の基礎知識

日本舞踊の基礎知識

 

日本舞踊って?

日本には古くから様々な種類の踊りと、また歴史があります。その中でも、特に歌舞伎の中で演じられる踊りが「日本舞踊」です。現在では歌舞伎役者だけでなく、一般の人々にも習い事として、広く親しまれています。

「日本舞踊」には能から発生した「舞(まい)」と「踊(おどり)」という2つの身体の使い方があります。「舞」はすり足や舞台を回る動きなど、比較的単純な動作を組み合わせて繰り返す表現です。もう一つの「踊」は、華やかで活発に身体を動かすなど、様々な振りがあります。

日本舞踊においては着物が必需品であり、使われる音楽の基本となるのは三味線です。この音楽に、唄や語りが組み合わせられ、それに合わせた衣装や振り付けを用いて、登場人物の心を表現するのが一般的です。また、リズムのある音楽で大勢の踊り手が賑やかに踊る場合もあります。

日本舞踊の歴史には、平安時代から皇室に伝わる「雅楽」があります。それ以前からあった日本の歌と舞に、中国や朝鮮から伝来した仏教芸術が混じり合い、独自の音楽や歌、舞踏が生まれました。

その後、12世紀頃には「白拍子」が生まれ、これは男装した女性が当時の流行歌などを歌いながら笛や鼓に合わせ踊るものでした。

14世紀になると、物語を語りながら仮面を付けて舞をまう「能」が完成しました。

17世紀、「出雲の阿国」という女性が芸能一座を率い、京都でかぶき踊りを舞って、庶民から大変な人気となりました。そこから「歌舞伎」が誕生し、江戸時代において、歌舞伎の中で演じられる舞踏が発達しました。これらが「日本舞踊」として、近現代でも様々な形で演じられています。

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